2005年09月18日

矢口史靖の女の子映画

矢口史靖。「ウォーターボーイズ」、「スイングガールズ」などのヒットにより、これからも青春映画のオファーが絶えないことと思う。しかし、矢口史靖の真骨頂は、「ひみつの花園」をはじめとする、一連の「女の子」映画にこそある。

「ひみつの花園」は、西田尚美主演の傑作突き抜けコメディー。お金を数えることが好きだった主人公は、銀行員として働いている。ある日、その銀行に強盗が入り、自分が人質として連れ去られてしまう。しかし、その車が事故を起こし、5億円入りのスーツケースは水の底に沈んでしまう。主人公は川に転落するも、なんとか生きのび、沈んだ5億円をどうにかして手に入れようと動き出す、という話。

展開の早さとマンガっぽい馬鹿馬鹿しさに、思わず笑ってしまう。あとは西田尚美というキャスティングが秀逸。どこか間が抜けているんだけど、お金という目標に貪欲にがっついてゆく女の子を、魅力たっぷりに好演している。鈴木卓爾と共同監督した近作、「パルコ・フィクション」でも同様。真野きりなや唯野未歩子を、そういう「女の子」としてキャスティングしており、彼女達が、どこかおかしな世界観の中で振り回されてゆくさまをナンセンスに描いている。

「んなアホな」って思うんだけどつい笑う。さらに、主人公の女の子のホノボノな魅力も手伝って、ホノボノ引き込まれていく。これが「低予算系矢口映画」の特徴。無駄なシーンをポンポンカットして、ドタバタと話を展開させてゆく手法も、マンガ世代には小気味いい。週末のおやつタイムのお供にオススメです。



posted by ワイ氏 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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