2005年12月29日

崔洋一「刑務所の中」

崔洋一「刑務所の中」を観る。

花輪和一氏の原作はだいぶ前に読んでたんだけど、吾妻ひでお「失踪日記」みたいな、自己の悲惨な状況を客観的にとらえて笑いに昇華させる、秀逸なドキュメンタリー漫画なんである。その空気感を踏襲しつつ、役者さんの個性もにじみ出るっていう煮物のような作品。

この映画では食事のシーンがすごく重要なんだけど、どの料理もいちいちおいしそう!規則正しい生活に、メシ、風呂付き。ムショ暮らしもまんざらでもないのかと思ってしまった。画にしても、ワンカットワンカット非常に丁寧に撮られている感じ。大ファンである田口トモロヲの演技も絶品であった。いやあ、堪能いたしました。



posted by ワイ氏 at 19:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

勝新太郎「座頭市物語」

勝新太郎主演「座頭市物語」を観る。

ストーリーはよくあるヤクザもの。対立する組の一方に勝新が、もう一方に天知茂(明智小五郎とかで有名)がいて、最後に二人で真剣勝負して、勝新が勝つって話。北野武「座頭市」もそうだった。

とにかく、殺陣がすげえかっこいい。回数はそんなにないのだけど、ひとつひとつのインパクトがすごい。
座頭市が夜道で二人の男に襲われるシーンがあるんだけど、闇を照らす提灯の灯りをふっと吹き消して
「これであんたらとあたしは五分と五分だ。覚悟してかかってくんな」
みたいなこと言って、すげえ速さでたたっ斬るわけ。しびれます。

でも、最後の手討ちのシーンはイマイチ。敵の親分がせっかく鉄砲持ってたのに、天知茂に「卑怯だから持っていくな」って諭されて、結局使わずじまいで殺されたのはいただけなかった。そんなん従うなよ、ヤクザなんだから。

勝新太郎はすげえ迫力。なにやら鬼気迫るオーラすら感じた。

posted by ワイ氏 at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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