2005年08月02日

映画監督「三池崇史」

映画業界が空前の活況なのだそうだ。数多くの邦画が間断なく製作されている今の状況を見れば、それも納得できる。なんとも幸せな時代の到来です。

こうした状況をつくりだした要因のひとつに、すぐれた監督が続々と現れている点が挙げられる。デジタルビデオとファイナルカットがあれば、誰しもが映画監督になれる現在、プロにはさらなるクオリティー向上が叫ばれてるわけで、そんな中を生き抜いている今の監督達はやはり強い、と思う。

三池崇史という映画監督がいる。彼はかつての邦画暗黒時代を抗い続け、今なお第一線で活躍する存在。彼のスゴいところは、いい意味での「こだわりのなさ」にあると思う。彼が今まで取り組んできた映画をみても、とにかくさまざまなジャンルがあることに驚く。アイドルプロモ映画「アンドロメディア」から、アングラ極道映画「牛頭」まで、とにかく目の前のものをがむしゃらに撮りまくってるような印象をうける。(事実、撮りまくっている。)自主制作というポジションを維持しつつ、自分の世界に徹底的にこだわる塚本晋也とは真逆な位置にいると言っていい。

「おんなじジャンルの映画ばっかり撮ってたらダメ。そのジャンルの仕事しかこなくなるから」っていうのが彼のポリシーであり、そんな中あの「DEAD OR ALIVE 犯罪者」が誕生した。誰もがずっこけたあのラストシーンを観れば、彼の「一介のVシネ監督で終わりたくない」という思いがひしひしと伝わる。三池の世界を手軽に感じることのできる映画だ。


欧米では早くから三池研究が盛んだったが(TIME誌にも載ったことがある!)日本でもようやく評価されるようになってきた。そんな中いよいよ、彼の新作「妖怪大戦争」が、満を持して公開される。試写会のレポートによれば、かなりマニアックな内容になっているらしく、非常に楽しみ!

引用文献

「アサヒドットコム」
http://www.asahi.com/culture/update/0801/017.html?ref=rss

「シネマ de スイート(ブログ版)」
http://blog.goo.ne.jp/nx2_alice/e/727aa8281bf1aeafab64978c1a1b2d37

三池崇史著「監督中毒」

posted by ワイ氏 at 07:35| Comment(2) | TrackBack(2) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
TB有難うございました!
一応、子供向けなので皆が楽しめる内容ではあるけれど、マニアックに観た方がより楽しめる、と感じたので、あ〜ゆ〜レポを書かせて頂きました。もし、全く違った印象を感じてしまったら申し訳ないです〜;

三池監督についての熱い語りに納得させてもらいました。これからも楽しみな、監督の一人ですよね!邦画もますます波に乗ってきそうで、色々と楽しみです(^^)
Posted by sachi at 2005年08月04日 00:23
>sachi さん
マニアックな鑑賞法、すごく面白く拝見させていただきました。阿部サダヲ、私も好きなものですから、彼のカッパ姿を拝めるのが今から楽しみです。
Posted by ワイ氏 at 2005年08月04日 01:51
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/5551258

この記事へのトラックバック

『妖怪大戦争』試写会☆
Excerpt: 金曜日(29日) 会場:よみうりホール  営団地下鉄主催の試写会で、お土産に妖怪のステッカーを貰いました(笑) やはり、子供を意識して作っている映画なので、会場にはお子様が溢れ返っていました(笑)そ〜..
Weblog: シネマ de スイート(ブログ版)
Tracked: 2005-08-04 00:17

妖怪大戦争 栗山千明さんはマルファン症候群ですか??
Excerpt: ●妖怪大戦争をTOHOシネマ浜松にて鑑賞。 両親の離婚で、東京から母の故郷、鳥取
Weblog: Blog・キネマ文化論
Tracked: 2005-08-08 11:00
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。